トゥヤが登場！

コルサントの上流階級出身のトワイレックのトゥヤは若い頃から科学に長け、大学卒業後はメドテク工業社に生物学エンジニアとして就職を果たした。トゥヤは、厳正な科学者の枠から決してはみ出すことのない同僚たちと自分は少し違っていると感じながらも、自分の仕事を気に入っていた。

トゥヤの主な仕事は超微細技術に関する研究だった。ナナイトを使って、有機生物の回復を早められるかという実験をしていたのだ。このプロジェクトを手伝っていたのはトゥヤのドロイドの相棒であるT-U8だ。T-U8には「タブス」という名前をつけてかわいがっていた。

ある日、上司のオフィスを訪れたトゥヤは誰もいないなかでビュースクリーンを目にしたのだが、他のチームも彼女と同じプロジェクトを担当しているということに気が付いた。彼らはナナイトを使って、他者を回復させるのではなく、傷つけることを目的としていたのだ！さらに悪いことに、彼らはトゥヤの回復ナナイトとともに、他者を傷つけることができるナナイトをブラスターの設計図に組み込もうとしていたのだった。トゥヤはタブスの助けを借りてブラスターの設計図を盗み出し、オフィスビルから逃げ出した。

メドテク工業社が他の医療技術会社にトゥヤを同じフィールドで雇わないよう要請したため、彼女はコロネット・シティへ向けて発ったのであった。道中でORSNに映るハンター募集の広告を目にした彼女は、彼女のブラスターの回復力を大勢の観客の前で披露することを考えついた。バラダは彼女の身を守ることと演説の機会を与えることを約束した。コルサントから遠く離れたヴェスパーラでは法執行部隊に捕まることもないだろう。トゥヤの目標はアリーナで市民に彼女の回復ナナイトについて知ってもらい、アリーナの装備を使って更なる超微細技術の実験を行うことだ。そして、いつかメドテク工業社を廃業へと追い込むことを夢見ている。