ことのきっかけは、イウォークの手りゅう弾兵がどうにか敵対心を抑え込めた後の、ある夜のことだった。ピルブッシュは、熱いカフ入りのカップだけをお供に過ごそうと決めたのだった。だが、カフを一口すすったとたん、ドアが叩かれた。ピルブッシュは急いでドアを開けたが、そこには誰の姿もなく、床にデータスレートが置かれているだけだった。
すぐにデータスレートをホロプロジェクターに入れると、ホスの戦いの記録映像が映し出された。その映像の一場面を見て、ピルブッシュの表情は曇った。反乱同盟軍が最も手ひどく敗北したときの様子が記録されていたのだ。もちろんこれは、イウォークへの嫌がらせとしてセンチネルが置いていったものだった。我慢の限界に達したピルブッシュは、前回の戦いでもつかなかった決着を今度こそつけて、この争いに終止符を打たねばならないと決意した。
ピルブッシュは、センチネルが準備ポッドに入っていないことを確かめると、AT-ETに乗り込み、ドアを攻撃したのだ!彼女は弾幕攻撃の威力を少々甘く見ていたようだ。ドアだけでなく、準備ポッドを丸ごと吹き飛ばしてしまったのだから!
当然ながら、ダックはこれに激怒した。彼は直ちに、全壊せずに残った装備を持ち出してセンチネルの新しい準備ポッドに移すよう、ピルブッシュとセンチネルに命じた。追加の罰として、ウォーカーやストームトルーパーのファンの助けを借りることは禁止された。これは罰であると同時に、2人の絆を形作るための訓練でもあった。数時間に及ぶ苦労の末に、ようやく仕事が終わった。そしてダックは、センチネルとピルブッシュに、お互いをねぎらう一言を言うように命じた。センチネルは「ノーコメント」と返し、それに対してピルブッシュはイウォーク語で罵った。ダックは2人に愛想が尽きたという様子で、首を振りながら歩き去った。
いったんは争いが収まったかのように思えたが、これから2人が全力でぶつかり合うことは間違いないだろう。そうなったら、ワクワクするような情報を残さずお届けする予定だ。続報をお楽しみに!
- アリーナ